「AGG」ってどんなETF?投資すべき??[新入社員の投資]

資産運用

私はいくつかのアメリカのETF(上場投資信託)に興味を持っています。

  • VYM
  • HDV
  • SPYD
  • AGG
  • GLDM

と今はこの5つが気になっています。投資しよう!と思ったときは自分のお金を使うわけであるのでそのETFについてしっかり調べる必要があります。そして、最後に私がAGGをポートフォリオにいれる理由をご紹介します。

今回は債券ファンドである「AGGについて詳しく調べようと思います。では、いきましょう!

AGGとは

まず、「AGG」は米国投資適格債券市場全般を表す指数と同等水準の投資成果を目指すETFのことです。

保有銘柄や配当などのファンドの詳細は後ほど説明します。わかりやすいものからいきます。

初めは株価です。

株価推移

では、2003年からの株価の推移を見ていきましょう。通貨は米ドルです。

これを見てわかるように、2008年のリーマンショックや2020年のコロナショックでは一時的には大きく下げますが、すぐに価格は戻っています。AGGは株式と比べて安定しているのが長所であります。一方で、値動きがあまりないというのはデメリットに感じる人もいるかもしれません。

トータルリターン

続いては、2003年に10,000ドル投資したとして分配金を含めたリターンの推移のグラフです。

先ほどのグラフとは違い長期的に見て右肩上がりです。AGGの配当金は約2%です。配当金のデータは後で説明します。

私はこれを見てから思ったのですが、株は怖いという方はこのAGGとに投資すればいいのではないか考えました。

ざっくりですが、2003年から毎月AGGを購入していたら基準価格は平均105ドルくらいかなって思います。(※適当です)その場合、100ドルに下落しても下落率は5%ほどです。例えば、100万円投資していても95万円、1000万円でも950万円です。これに加えて、配当金が2%とすると100万円のとき19,000円、1,000万円のとき190,000円の配当金が得られます。(※税抜)

結果、5%下落したとしても100万円のときが約97万円。1,000万円のとき約970万円。(※税抜)

このくらいのリスクは取れるのかなって思いますし、このくらいはとった方がいいです。インフレリスクを考慮すると銀行預金より圧倒的にいいです。

少しまとめると…

今まで株価の推移のグラフしか見ておらず、安定しているのはいいことだけどS&P500などと違い株価が全然上がらないから投資していなかったという方は分配金を含めたトータルリターンのグラフを見て少しは景色が変わったのではないかと思います。

続いては、私も含め皆さんが気になる配当金についてです。

配当金

過去12ヶ月分配金利回り(2022年6月9日時点)で1.94%

AGGは毎月配当があるのが特徴です。私は毎月というのが嬉しいポイントです。

1年間の毎月の配当の推移はこちらです。右から「権利落ち日」「支払い予定日」「分配金」です。

お次は、ファンドの詳細です。

ファンドの詳細

あまり難しいことは考えなくていいかなと思うので最低限をまとめてみました。

保有銘柄と資産構成

上位保有発行体はこちらです。

資産構成の業種別の割合はこちらです。

信用格付はこちらです。

ここで少し信用格付の説明をします。

信用格付はランク別で分かれています。S&Pの格付けの場合、最も信用の高い格付はAAA、その次はAAというように、B, C, Dとなるにつれリスクが上がっていきます。そして、元本と利息の支払いの確実性(信用力)は債券によって異なっています。BBB格相当以上の格付けを取得している債券を、投資適格債券と言います

上のグラフを見ていただければわかると思いますが、AGGはBBB以上の格付である投資適格債券にのみ資産配分をしています

私が投資する理由

私はまだ20代で資産運用をしている人の中では圧倒的に若いです。そんな人がAGGという債券ファンドに投資する理由はこちら。

  • 毎月のインカムゲイン
  • 資産の分散

と、このような理由からです。私にとってはインカムゲインは生活が豊かになっていると実感できるものなので税金等不利な面もありますが好んでいます。積立NISAなどの方が増えやすいですが資産が増えてもあまり実感ができません。

また、資産の分散にもなるので割合は少ないですが保有していこうと思っています。

まとめ

今回ご紹介した「AGG」というETFは運用額が10兆ドルの世界有数の資産運用会社であるブラックロックが運用しているものなので安心して保有することができます。

今まで債券をポートフォリオの候補に入れてこなかった人も資産分散のために数%でも入れてみてはいかがでしょうか。

ここまで読んでくださりありがとうございました。では!!

この記事の参考文献と引用元

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